【Flower stories】ニオイスミレ~復活のシンボルThe symbol of revival
ICHIKAWA Kazuhiroです。
ナポレオンがこよなく愛した花。
それがスミレの仲間のニオイスミレです。
最初の妻であるジョセフィーヌとの結婚記念日には、このスミレの花をプレゼントしていたと言われています。
1814年の解放戦争で敗戦したナポレオンは、エルバ島へ島流しされることになります。
その際、ナポレオンは、
『スミレを手にして必ず戻ってくる』と言い、翌年3月には見事エルバ島からの脱出に成功。
再びパリに帰還したことによって、スミレの花は復活の象徴となったそうです。
また、ナポレオンが死ぬまで持っていたロケットペンダントの中には、ジョセフィーヌの髪と枯れたスミレの花が入っていたと言われています。
波乱万丈で派手な人生を送ったナポレオンですが、愛した花は小さくも可憐に咲くスミレだったなんてちょっと驚きです。
英雄と言えども、ひとりの人間。
きっと傷ついたり、荒んだり、寂しさなんかを感じてしまった時には、スミレに癒してもらってたんでしょうね。
Kazuhiro_Ichikawa【Instagram】https://www.instagram.com/kazu_ichikawa/